【歯内療法③】重度のむし歯でも抜歯せず歯を守る「根管治療」とは?

      2024/05/30

皆さん、こんにちは。
JR中央線「国立駅」から徒歩3分の、国立深澤歯科クリニックです。
 
むし歯が進行していると、最悪の場合歯を抜く治療を選択せざるを得ないこともあります。
しかし、当院ではできるだけご自身の大切な歯を残せるように神経を抜いて歯を保存する「根管治療」をしています。
もちろん、歯の神経を抜かずに歯を残す努力をしていますが、重度のむし歯になると、歯の神経がむし歯菌に感染して生活に支障がでるほど、「痛む、しみる」といった自覚症状を伴います。
 
そんなとき当院では、歯を残す最終手段として「根管治療」という、歯の根っこの内部の細菌感染した部分を取り除く治療を行います。
むし歯菌に感染した神経や歯質を取り除くことで、歯を抜かずに保存することができるのです。
 
他院で、「むし歯が進行しているから歯を抜きましょう」といわれた歯でも、もしかしたら根管治療を行えば歯を残せるかもしれませんので、諦めずにご相談ください。
 
 

歯内療法の中のひとつ「根管治療」とは?

「歯内療法」の中のひとつ「根管治療」とは、歯の神経やむし歯菌に感染した歯質をきれいに清掃・消毒する治療です
平成29年度患者調査によれば、歯科治療全体の約18%の方が根管治療をしているほど、大きな割合を占める治療です。
(出典:厚生労働省 歯の神経の治療より)
 
歯の根っこの内部まで、むし歯菌に感染すると激しい痛みを伴い生活に支障もでてきます。
「いよいよ歯を抜かないといけないかもしれない」と考える方もいますが、諦めないでください。
歯の根っこの内部をきれいにして、無菌状態にした後、薬を詰めることで密閉し歯を保存することが可能です。
無菌状態にしなくてはならないため、精度の高い治療が求められます。
 
当院では、熟練の歯科医師による、歯科用の顕微鏡を使用した精密治療を受けられますので、諦めずに歯を残す選択をしていきませんか?
 
 

根管治療のメリット

【メリット1】歯を残すことが可能
歯の根っこの内部の神経や血管は取り除きますが、歯を保存することができます。
歯を抜いてしまえば、2度と元に戻すことはできません。
また、インプラントなど精度の高い人工歯を入れてもご自身の歯に勝るものはないのです。
 
【メリット2】痛みなどを感じなくなる
神経を抜くため、痛み・しみるなどの刺激が伝わりません
 
 

根管治療のデメリット

【デメリット1】治療に時間がかかる
細くて複雑な歯の根っこの内部を無菌状態にするのは、技術も時間も要します
再発を防止するためにも、徹底的に治療をしなくてはならないため時間がかかる治療です。
 
【デメリット2】歯がもろくなる
神経や血管がなくなるため、歯は生命力を失います
枯れ木のようなものなので、もろくて寿命に影響する可能性も。
 
【デメリット3】痛みを感じないため再発に気が付きにくい
神経がなく自覚症状を感じないため、再発してもすぐに気が付きません
定期検診を受けることで、再発防止・早期発見をしていきましょう。
 
 
国立深澤歯科クリニックでは、できるだけ歯を保存できるように歯内療法に力を入れてしています。
痛みがでたからと、すぐに抜歯を選択するのではなく、根管治療の内容を理解し、歯科医とよく相談をしてよい選択をしましょう。



国立深澤歯科クリニック :https://www.fukazawashika.com/

〒186-0002 東京都国立市東1-15-34 2F
電話:042-501-5544

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