歯ぐきのプロフェッショナル!日本歯周病学会認定歯科衛生士とは?

   

こんにちは!日本歯周病学会認定歯科衛生士の庄司です🦷

今回は、「日本歯周病学会認定歯科衛生士」についてご紹介します。

 

◆ 歯周病ってどんな病気?

歯周病は、歯を支える骨や歯ぐきが破壊されていく病気です。
実は、日本人が歯を失う一番の原因でもあります。

初期の段階ではほとんど症状が出ないため、気づかないうちに進行してしまうことも。
だからこそ、早期発見と継続的なケアがとても大切です。

◆ 日本歯周病学会認定歯科衛生士って?

「日本歯周病学会認定歯科衛生士」とは、歯周病治療において高い専門性と技術力を持つと認められた、歯科衛生士のことです。

この認定を受けるためには、以下のような条件が求められます
• 臨床経験(原則5年以上)
• 日本歯周病学会への所属・継続的な学術参加
• 所定の講習会・研修の受講
• 実際の治療症例の提出と評価
• ケースプレゼンテーション発表・面接・面談

非常に厳しい審査を通過してはじめて、「日本歯周病学会認定の歯科衛生士」として活動することができます。

 

◆ 認定された歯科衛生士の役割とは?

日本歯周病学会認定の歯科衛生士は、日々のクリーニングやメインテナンスに加え、
• 歯周病の進行度やリスクの評価
• 治療や予防についてのわかりやすい説明
• 一人ひとりに合ったセルフケアの提案
• 治療後の経過観察とサポート

といった、包括的な歯周病管理を担っています。

「ただお掃除をする人」ではなく、
**「患者さんと二人三脚でお口の健康を守るパートナー」**なのです🪥✨

 

◆ 私が認定を目指した理由

私自身、歯科衛生士になりたての頃は、審美歯科に興味を持っていました。
しかし、審美を追求する中で、「何をもって美しいと言えるのか?」という問いに辿り着いたのです。

見た目だけではなく、本当の意味で美しい口元を手に入れるには、
歯周病の治療が不可欠だと気づきました。
バイ菌(細菌)のコントロール、そして何よりも毎日の歯ブラシがすべての基本であるということに。

そうして私は、もっと深く患者さんと向き合いたいという思いから、日本歯周病学会認定の歯科衛生士を目指すことに決めました。

学び直しや症例提出は決して楽ではありませんでしたが、それを通して実感したのは、

「歯の健康を守ることは、患者さん1人1人の人生を豊かにすることにつながる。」

ということでした。

 

◆ これからも、学びを続けていきます

歯周病に関する知識や治療法は、日々進化しています。
その変化に対応するため、私自身も学会やセミナーに継続的に参加し、知識と技術をアップデートし続けています。

これからも、一人でも多くの方に
**「歯を守るって、こんなに大切なんだ」**と感じていただけるように。
そして、その人の人生に寄り添える歯科衛生士であり続けたいと思っています。

 

◆ 最後に:専門的なケアで歯を守る

歯周病は、進行すると治療が大がかりになるだけでなく、全身の健康にも影響を与えることがあります。
だからこそ、**「予防」と「早期ケア」**がとても重要なのです。

日本歯周病学会認定歯科衛生士は、患者さんの未来の歯を守るための専門家です。

「最近、歯ぐきが気になる」
「しっかりとケアしていきたい」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください😊
一緒に、10年後も健康で美しい口元を目指しましょう。


記事監修:歯周病学会認定医 歯科医師 深澤智人
歯周病学会認定歯科衛生士 庄司由佳子



国立深澤歯科クリニック :https://www.fukazawashika.com/

〒186-0002 東京都国立市東1-15-34 2F
電話:042-501-5544

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