マウスピース&除菌で歯周病が治る?「3DS治療」
2024/05/30
皆さん、こんにちは。
JR中央線「国立駅」から徒歩3分の、国立深澤歯科クリニックです。
歯周病やむし歯を治療しても、「すぐに再発してしまう」という方は、もしかするとお口の中に細菌が多く存在している可能性があります。
そんな方におすすめの治療が「3DS治療」です。
歯周病やむし歯の原因菌を、根本から除菌するという治療法です。
Dental Drug Delivery Systemの頭文字を取って、「3DS治療」と呼ばれています。
ここでは、その治療法についてご説明します。
「3DS治療」では、患者さんのお口の中に存在する歯周病菌を、減らすための治療を行います。
重度の患者さんの場合、唾液1ミリリットルに100万個もの歯周病菌が存在していますが、それを1000個以下に減らすことを目標に治療を行っていきます。
お口をクリーニングした後、オーダーメイドで作成したマウスピースに薬剤を入れ、歯に装着して除菌します。
歯科医院でクリーニングと除菌を行った後、自宅にアイテム一式を持ち帰って1日1回5分装着して1週間ホームケアを続け、再び歯科医院でクリーニング&除菌、という風に進めていきます。
細菌検査を行って、細菌量が目標レベルまで下げられたら治療が完了します。細菌が減ると歯垢がつくられにくくなるので、むし歯や歯周病になりにくいお口の環境になっていきます。
「3DS治療」では、むし歯になってしまったところが治るわけではないので、治療は行わなければなりませんが、これ以上悪化しないように進行を抑えることができます。
むし歯の治療後は、再発しないよう虫歯や歯周病の予防ができます。
治療が終わっても毎日の歯磨きを続けていかなければ、虫歯が再発してしまいますので、歯磨きや食生活など、同時に生活習慣の改善も進めていきましょう。
国立深澤歯科クリニックでは「むし歯になりやすい、再発しやすい」というお悩みをお伺いして、「3DS治療」が適しているか診断を行います。
生活習慣の改善や、正しい歯磨きの方法についてもアドバイスしていますので、ご相談ください。
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