皆さん、こんにちは。
 
JR中央線「国立駅」から徒歩3分の、国立深澤歯科クリニックです。
 
 
歯周病を『歯ぐきだけの病気』と思っていませんか？
 
歯周病は細菌による感染症です。軽んじていると、命を落とすほどの重篤な全身疾患につながる恐れもあるのです。
 
「歯周病かもしれない？」と思ったら、歯周病の症状に当てはまるのか、セルフチェックしてみましょう。
 
 

□ 歯ぐきが赤く腫れているような気がする。
 
□ 起床したとき、お口の中にネバネバするものがある。
 
□ 歯を磨いたら、血がでる時がある。
 
□ 歯ぐきから血や膿がでる。
 
□ 歯で硬いものを噛みにくい。
 
□ 口臭がきつくなった。
 
□ 歯が以前より長くなった気がする。
 
□ 歯と歯のすき間に食べ物が詰まりやすい。
 
□歯がグラグラ、または浮いた感じがする。
 
 

上記の中に1個でも気になる項目があれば、歯周病の恐れがあります。
 
3個以上ある場合は、かなり歯周病が進行している可能性が高いといえます。急いで歯科医院で診察を受けるようにしましょう。
 
 

歯周病は、痛い、沁みるといった自覚症状がないまま静かに進行する病気です。
 
そのため、気付いた時にはかなり悪くなっていたということも少なくありません。
 
歯と歯ぐきのすき間を『歯周ポケット』といいますが、健康な時のすき間は1～2mm程度です。
 
歯周ポケットに歯垢が溜まりはじめているのにケアせず放置していると、2～3mmのすき間へと広がります。そして、歯垢の中で繁殖した歯周病菌が歯ぐきに炎症が起こすようになります。
 
歯周ポケットが3～5mmに広がると、歯周病菌が歯ぐきだけでなく、歯周組織を破壊しはじめます。歯を歯の土台となる骨とをつなぐ歯槽骨が溶け出します。
 
歯周ポケットが4～7㎜まで広がると、歯の土台となる歯槽骨が半分以上溶けてしまい、歯がグラグラするようになります。指や舌で押して揺れるような気がするのも、この段階です。
 
 

歯周病が重度になると、外科手術を伴う大掛りな治療が必要になります。そうなると、治療期間も、治療費も、身体にも、かかる負担が大きくなります。
 
歯周病になる前に、歯磨きの徹底＆歯科医院の定期検診で、しっかりと予防しましょう。
 
 

国立深澤歯科クリニックでは、歯周病を予防するための定期検診＆メンテナンスを行っています。
 
効果的なセルフケアの方法についてもご指導していますので、何でもご相談ください。一緒に末永く歯の健康を守っていきましょう。