授乳期に歯がもろくなる原因と口内環境の維持を助けるオーラルケアを解説

      2026/02/20

国立駅徒歩3分の歯医者、国立深澤歯科クリニックで、授乳期に歯がもろくなる原因と口内環境の維持を助けるオーラルケアを解説

こんにちは、国立駅徒歩3分の歯医者、国立深澤歯科クリニックです。

「授乳をしていると歯がボロボロになる」という話を、耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。
確かに、授乳期間中に虫歯が増えたり、歯ぐきの調子が悪くなったりする方は多いため、授乳中に歯がボロボロになるということに信憑性の高さを感じることも無理はありません。
今回は、授乳期における口内環境の変化やオーラルケア方法を解説します。

 

「授乳で歯がもろくなる」に根拠はない

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「授乳によって歯がもろくなる」という説には、科学的根拠はありません。
授乳期に歯のトラブルが多くなる場合、生活リズムの変化やオーラルケアの不十分さなどが原因だと考えられています。
したがって、授乳期だからといって必要以上に歯の健康を心配したり、早めに断乳したりする必要はありません。
日ごろからオーラルケアをしっかり行っておけば、授乳期でも健康な口内環境を保つことは可能です。

 

授乳期に歯がもろくなる場合の原因

食生活の変化

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授乳期間中は、母乳をつくるために多くのエネルギーと栄養が必要になります。
そのため、食事の回数が増えたり、すぐに食べられるものを選んだりする傾向があります。
また、授乳中は空腹を感じやすく、間食が増えることも少なくありません。
手間なく食べられる甘いものや炭水化物が多くなり、糖質の摂取頻度が高くなりがちです。
その結果、口の中に糖分がとどまる時間が長くなって虫歯の原因菌であるミュータンス菌が活発になることが、虫歯の発生リスクが高くなる原因です。

さらに、育児の忙しさから食事の時間が不規則になったり、栄養バランスが偏ったりすることも少なくありません。
カルシウム、ビタミンD、ビタミンCなど、歯や歯ぐき回りの健康に欠かせない栄養素が不足すると、歯の再石灰化が妨げられたり、歯ぐきが炎症を起こしやすくなったりし、口内環境の悪化リスクはさらに高くなります。

 

ホルモン変動による唾液量の変化

ホルモンの変動によって唾液の量や質が変化することも、虫歯や歯周病のリスクが増加する原因です。
特に夜間授乳のあとは口内が乾燥しやすく、唾液が持つ歯の保護機能が働きにくくなって、細菌が繁殖しやすい状態になります。
また、唾液の質が変化することで、口腔内の細菌バランスが乱れ、有害な細菌が増えやすくなる場合もあります。

 

免疫力の低下

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授乳期間中は、母乳をつくるために多くのエネルギーが消費されます。
そこに育児による睡眠不足やストレスが加わることで、全身の免疫力が低下しやすくなります。
免疫力が下がると、口腔内の病原菌に対する抵抗力も弱まり、ふだんは免疫システムによって抑えられている細菌が増えやすくなることで、虫歯や歯周病のリスクが増加します。

 

心身の不調によるデンタルケア不足

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授乳期間中は、身体的な疲労や精神的なストレスが重なりやすい時期です。
頻繁な授乳による睡眠不足、育児への不安、ホルモン変動による情緒の変化などが続くことで、自分のケアに十分な時間や意識を向けにくくなります。

また、育児ストレスによって歯ぎしりや食いしばりが増えることもあります。
こうした習慣は歯に大きな負担をかけ、摩耗や亀裂、補綴物の破損や脱落を引き起こす原因になります。
産後うつなどの精神的不調が生じると、オーラルケアを含むセルフケア自体が難しくなることもあります。

 

授乳期の口内環境を守るポイント

デンタルケアの効率化

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授乳期は時間的な余裕が少なく、疲労も重なりやすいため、効率的にオーラルケアを行うための工夫が大切です。
例えば普通の歯ブラシを使っている方は、電動歯ブラシを取り入れることで、手磨きよりも短時間で口内環境を整えやすくなります。
電動歯ブラシの替えブラシには歯ぐきケア用や知覚過敏用などさまざまな種類があるため、口の状態に合わせて使い分けましょう。

また、マウスウォッシュを利用するという手もあります。
歯磨きをする時間がないときでも短時間で口内をすっきりとさせることができ、細菌の増殖抑制が期待できます。
マウスウォッシュだけで口内の汚れを落とすことはできませんが、忙しい授乳期の口内環境維持をサポートしてくれるアイテムとして活用しましょう。

 

カルシウムやビタミンを含む栄養素の摂取

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products rich in vitamin B6

授乳期の口内環境を健康に保つには、歯や歯ぐきに関わる栄養を意識して取り入れることが大切です。
歯の主成分であるカルシウムは授乳によって消費されやすいため、乳製品や小魚、豆腐などで補うようにしましょう。
カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、魚介類や卵黄、きのこ類に含まれています。

柑橘類、いちご、ブロッコリーなどに多く含まれるビタミンCは、歯ぐきの健康維持に役立ちます。
また、鉄分が不足すると口内の粘膜が弱くなることがあるため、レバー、赤身肉、ほうれん草なども十分に取り入れるようにしましょう。

 

こまめなうがいと水分補給

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授乳期間中は口内が乾燥しやすいため、こまめなうがいと水分補給を心がけるようにしてください。
特に夜間に授乳した場合、母乳の糖分が口内に残りやすく、細菌の栄養源になってしまいます。
授乳後には水でうがいをし、口内を清潔に保ちましょう。
歯磨きが難しい状況でも、うがいをするだけで細菌の増殖をある程度抑えることができます。

また、授乳によって体内の水分が失われやすいため、水分補給は一日を通して意識的に行うことが大切です。
ただし、糖分を含む飲料は虫歯や歯周病のリスクを高めてしまうため、水や無糖のお茶を選ぶようにしましょう。

 

フッ素入りのうがい薬や歯磨き粉の使用

毎日の歯磨きにフッ素入り歯磨き粉を取り入れることで、虫歯を防ぎやすくなります。
特に就寝前に使用すると、夜間の細菌の増殖を抑え、朝の口内を清潔な状態に保ちやすくなります。

 

まとめ

授乳期間中の歯の状態の悪化は、生活環境の変化やホルモン変動、免疫力の低下、オーラルケア不足など、さまざまな要因が重なって起こります。
電動歯ブラシによる効率的なケア、栄養バランスを意識した食事、こまめなうがいと水分補給、フッ素製品の活用など、できることから少しずつ取り入れ、長期的な視点で口内健康を維持していきましょう。

 



国立深澤歯科クリニック :https://www.fukazawashika.com/

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