〜口腔機能発達不全症・口腔機能低下症について学びました〜

      2026/10/02

子どもから高齢者まで「お口の機能」を守るために✨



〜口腔機能発達不全症・口腔機能低下症について学びました〜

先日、国立の歯科医師会で行われた「口腔機能発達不全症・口腔機能低下症」についてのセミナーを、スタッフで受講してきました。

歯科医院というと「むし歯や歯周病、歯並びを見るところ」というイメージがあるかもしれません。

しかし、お口の健康には歯だけでなく、

「噛む・飲み込む・話す・呼吸する」

といった「お口の機能」もとても大切です。

子どもの「お口ポカン」気になりませんか?

お子さんに、こんな様子はありませんか?

・いつもお口がポカンと開いている
・口呼吸をしている
・指しゃぶりが長く続いている
・舌を前に出す、歯を舌で押す癖がある
・唇を噛む、吸う癖がある
・頬杖をよくつく
・うまく噛めない、丸飲みしてしまう
・飲み込み方や発音が気になる

子どもの「食べる・話す・呼吸する」などのお口の機能が、年齢に応じて十分に発達していない状態を「口腔機能発達不全症」といいます。

歯並びだけでなく、舌・唇・頬の使い方や呼吸、食べ方など、お口全体の機能を見ることが大切です。

また、指しゃぶりや舌の癖、口呼吸などが長期間続くと、歯並びや噛み合わせに影響することもあります。

単に「お口を閉じよう」「癖をやめよう」とするだけではなく、なぜその状態になっているのかを確認することも重要です。

お口の機能は一生つながっています

今回の研修で改めて大切だと感じたのが、お口の健康を一生涯で考えることです。

子どもの頃は、噛む・飲み込む・話すなどのお口の機能を育てる時期。

成人期は、獲得した機能と歯・歯ぐきの健康を維持する時期。

そして高齢期には、少しずつ起こる機能低下に早く気づくことが大切になります。

「最近むせる」は年齢のせいだけではないかも?

年齢を重ねることで、お口のさまざまな機能が低下した状態を「口腔機能低下症」といいます。

・最近むせることが増えた
・食べこぼしが増えた
・硬いものが食べにくい
・お口が乾きやすい
・滑舌が悪くなった
・飲み込みにくくなった

こうした小さな変化も、お口の機能が低下しているサインかもしれません。

歯科では、必要に応じて舌の力(舌圧)・噛む力・飲み込む機能・お口の乾燥状態などを確認することができます。

大切なのは、「歳だから仕方ない」と終わらせず、早めに変化に気づき、機能を維持していくことです。

「歯」だけでなく「使えるお口」を一生涯

子どもの頃はお口の機能を育てる。
成人期は
その機能を維持する。
高齢期は
機能低下を早期に発見する。

むし歯や歯周病を予防することはもちろん、

しっかり噛める・安全に飲み込める・楽しく話せる・おいしく食べられる。

そんな「使えるお口」を一生涯守っていくことも、歯科の大切な役割です。

 

 

今回学んだことを日々の診療にも活かしながら、深澤歯科では、子どもからご高齢の方まで、それぞれのライフステージに合わせたお口の健康をサポートしていきたいと思います☺️✨

お子さんのお口ポカンや口呼吸、悪習癖、食べ方が気になる方、ご自身やご家族の「最近むせる」「食べにくくなった」などの変化が気になる方も、お気軽にご相談ください。

記事監修:
歯周病学会認定医 歯科医師 深澤智人
歯周病学会認定歯科衛生士 豊松由佳子

 



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